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先週、東京ビッグサイトにて開催されておりました「国際物流総合展」へ行ってきました。
今年で12回目の開催となり、アジアでは最大級の物流展となります。
その名の通り、物流に関する展示会なのですが、様々な企業が出展しており、
展示されているものは、梱包資材やパレット、フォークリフトなどのハード面から、
在庫管理システム、ピッキングシステム、自動仕分けシステムなどのソフト面など多種多様です。
最新の技術が詰まっており、見ごたえのある展示会となっていました。
今回の物流展のテーマは「物流展で見つけよう~課題解決のネクストステップ」
どの業界も悩みの種となっている人手不足。
物流業界では既に大きな問題となっており、早急な対策が求められています。
その悩み解決としてロボット開発や自動ピッキング、仕分けなど様々な作業での機械化が導入されています。
例えば、人が動くのではなく、棚が動いて作業者のところへ来てくれるシステムや、
沢山の箱が上にも横にも積み重なっている棚の上からロボットが目的の箱を引っ張り出し、
また格納するなど、少ない人数で作業ができるようになっていました。
仕分けのローラーも高速で動き、瞬時に正確に読み取る機械、小さなゲートをくぐるとモノの大きさ重量を瞬時に計る機械、
集荷・検品・梱包を一緒に行ってしまうピッキング用のカートなど、興味をかき立てられるものばかりでした。
また、アパレル業界で取り入れ始めている、特殊なタグを付け、自動仕分けから機器をかざすだけで
数量をカウントし棚卸しが出来たり、会計まで出来るという便利な技術もありました。
実は、弊社でも先日、この物流展にも出品している自動で前の人についてくる台車「キャリロ」を導入しました。
人が足りなくても沢山の荷物を一度に運ぶことができます。まだまだ現場では活用できる段階ではないのですが、
模索しながら活用方法を検討しています。
導入が難しい技術でも、何か新しいチャレンジのヒントにするために、新しい技術を見て学ぶことは
とても大事なことだと改めて感じ、また、固定概念をひっくり返せる柔軟なアタマも大事!と痛感しました。
日々の業務に埋没せず、さまざまなことからヒントを拾って今後の発展に繋げていきたいと思います。