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「○才」と聞くと年齢のことだと思う方が多いかと思いますが、実は、物流業界で「才」とは荷物の大きさの単位で使われています。
入社当初は皆、聞きなれない単位に「?」でしたが、社内で段ボールの大きさなどを話すときは「才」のため、徐々に感覚がつかめるようになってきます。
そこで、今回は物流用語の豆知識編!「才(さい)」についてをお届けしたいと思います。
年齢と同じで、1才(いっさい)、2才(にさい)と呼びます。
1才とは、縦、横、高さが30.3cmの立方体の体積のことを指し、
計算すると、縦30.3x横30.3x高さ30.3(cm)=27,818㎤
「縦・横・高さ」が2倍になると60.6cm四方の立方体となり、体積は8倍となります。
縦60.6x横60.6x高さ60.6(cm)=217,448㎤
才で言うと「8才」となるのです。
体積の数字を聞いてもあまりピンときませんよね。細かい数字の体積で話をするよりも「才」を使って話すほうが、感覚的にわかりやすいのです。
物流業界では、トラックに積める目安として、料金設定の基準として使われています。
因みに、アイ・ロジックで主に使用している2tトラックは約700才の積載が可能です。
アイ・ロジックで配送している段ボールの平均的な大きさは約5.5才、単純に割ると約127個の段ボールが積めることになります。
しかし、商品の大きさ、形態、受注の量によって様々な大きさの段ボールに荷物をつめているため、入るハズなのに積み込み方次第では、入らない場合も・・・
そこは、ドライバーや配車担当の腕の見せ所ですね!パズルのようにビシッと綺麗に入っているととても気持ちがいいです。
※アイ・ロジックのトラック積み込み前の様子です。大小さまざまな段ボール、積み込みにも熟練の技が必要です!
※エフピコ物流のケース出荷の様子です。いったい何才ぐらいあるのでしょうか・・・